床下点検口は、家のメンテナンスやトラブル時にとても重要な役割を果たします。
しかし、いざという時「床下点検口の場所がわからない…」という方も少なくありません。特に初めての住宅点検やトラブル発生時には、どこに点検口があるのか探すのが大変ですよね。
この記事では
●床下点検口がどこにあるかを確認する方法
●見つからない場合の後付け方法
について詳しく解説していきます。
床下点検口がない家はどこに作ればいいのか、後付けの費用についてもご紹介するので、これから点検や修理を予定している方は、ぜひ参考にしてください。
床下点検口どこにある?
点検口は家の床下にアクセスできる開口部で、主にメンテナンスや修理、またはシロアリの被害確認などで使用されます。
設置場所は家の間取りや設計によって異なるため、いくつかのポイントを確認する必要があります。
うちって床下点検口がないかも?と気になった時には下記の「よくある場所」を探してみるといいですよ。
よくある場所
床下点検口が設置される場所としてはあまり目立たない場所を選ばれることが多いため、普段は気にしていない場所を一度確認してみましょう。
キッチンの床➡キッチンは配管が多いため、床下点検口が設置されていることが多いです。特にシンクの下や、キッチンカウンターの付近をチェックしてみてください。
洗面所の床➡洗面所も水回りの配管が多いため、床下にアクセスするための点検口が設置されることがよくあります。洗面台や脱衣所の床に、点検口が見つかることがあります。
玄関や廊下➡玄関や廊下の端、またはその近くに設置されている場合もあります。
リビングの隅➡リビングや居室に設置されることもありますが、部屋の隅などできるだけ目立たない場所に設置されることが多いです。
和室の畳➡見た目ではわからないのですが、畳をはがすと点検口が作られている場合があります。
図面で確認
もし家の中を探しても点検口が見つからない場合、最も確実なのは家の設計図面を確認することです。新築時の図面やリフォーム時の図面には、床下点検口の位置が明記されていることが多いです。
設計図は工務店や建築会社から受け取ったものがあればそれを確認し、もし図面が手元にない場合は、工務店や住宅会社に問い合わせてみるのも一つの手です。過去のリフォーム記録がある場合も、その図面に点検口の位置が載っていることがあります。
床下点検口は後付けできる?
万が一、家に床下点検口が設置されていなかったり設置場所が不便だったりした場合、後付けすることが可能です。
後付けを検討する際には、どこに設置するのが最適かをよく考え、プロの業者に相談することが大切です。
床下点検口の後付け費用
床下点検口を後付けする際の費用は、約3万円〜7万円が一般的な相場です。この価格には、施工する場所や床の構造、使用する材料などによって幅があります。
以下は、後付け費用の主な内訳です。
工事費用
業者に依頼する場合、工事の手間や日数によって費用が異なります。通常、半日から1日程度で工事が完了しますが、床の構造が複雑な場合や、設置場所によっては費用が高くなることがあります。
材料費
床下点検口の枠やカバーの材料費も含まれます。既製品を使う場合は比較的安価ですが、特殊なサイズやデザインを求める場合、費用が増加する可能性があります。床下点検口を収納庫としても使う場合も材料費や工事費が上乗せされて費用がかかります。
床材の補修費
点検口を後付けする場合、床を切り取る必要があるため、その後の補修費用も考慮に入れましょう。特にフローリングの場合、色や質感に差が出ないようにするための追加費用が発生することがあります。
また、点検口を設置する場所によっては断熱材の処理や気密性を確保するための作業も必要になることがあるので、その場合は費用がさらに増えることもあります。
まとめ
床下点検口は家のメンテナンスやトラブル対応に欠かせない設備です。
キッチンや洗面所、和室などに設置されていることが多いので、まずはその周辺を確認してみましょう。また、家の図面を確認することで、より正確な位置を見つけることができます。
もし点検口が見つからなかったり、後から設置を検討している場合でも、後付けすることは可能です。費用は3万円〜10万円ほどが目安ですが、設置場所や床の状態によって異なるので、業者とよく相談してみてください。
適切な点検口を設置することで、トラブルが起きた際の迅速な対応や、日常的なメンテナンスがスムーズに行えるようになるので、ぜひ家の状態を確認してみてくださいね。
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