瓦屋根を新しく葺き替えする際、古い瓦を大量に処分しなくてはいけないですよね。
ただ、劣化していてもまだ使えるのでは?と思ったり。
そこで、古い瓦の再利用について調べてみました。
屋根材としてだけではない新しい価値のある利用方法もいろいろありますよ♪
そもそも屋根瓦としての再利用はできるの?
いままでの瓦を処分したくない、まだ屋根瓦として使いたいという場合
●欠け、割れなど破損のある瓦を捨て、同じ瓦を手配する必要がある。
●葺き替え日数がかかる為、工事期間が長くなる。
といったことを考慮する必要があります。
我が家も当初壊れている瓦の分、同じ瓦を手配できるか探してみますということで一応確認してもらいました。でも、古いものなのでもう出回っていなかったようで同じものは用意できず。
私は瓦にそこまでこだわっていなくて、逆に耐震の面から軽い屋根材に変えたいと思っていたので影響はなかったのですが、やはり40年前の瓦ともなると探すのは困難なのだとわかりました。
大量に降ろした瓦の処分は業者さんが手配した産廃業者により回収となりました。もちろん処分費用がかかります。
こうして処分となった瓦ですが「捨てる」以外に「再利用する」という手もあるんですね。
屋根瓦として再利用
壊れた瓦のかわりに新しく同じ瓦が見つかれば、それをプラスして古い瓦も葺き替えに利用できます。
ただ、瓦が使えるとなっても葺き替えは作業が大変で、普通の屋根材に葺き替えるのに比べて日にちがかかります。
工事期間や費用のことも先に確認しておいた方がいいでしょう。
インテリアに
瓦の大量消費としては向いていない活用法ですが、古い瓦を使っておしゃれインテリアを楽しんでいる人も少なくありません。
和室のオブジェに加えてみたり、洋瓦ならアンティーク調のインテリアとしても使えそう。
グリーンを添えるといい感じにまとまるのではないでしょうか。
思い出のつまった家の瓦をインテリア小物として使いたいと思ったら、業者に確認の上で必要枚数を処分前にとっておきましょう。
1枚でもけっこう重いのでケガなどしないよう気をつけてくださいね。
ガーデニングの囲いに
ガーデニングの囲いでよくあるフェンスやレンガの代わりに、古い瓦で囲いを作ることができます。
壁のように立てて、半分くらいを土に埋めて花壇の囲いにするやり方が多いようです。
他にも工夫しだいで様々な使い道ができそうです。
しっかりした素材なのでお庭づくりにぴったりなんですね。
こちらも、処分前に業者に確認の上で必要枚数をとっておきましょう。
外構に
家の外構の一部に瓦を使う方法もあります。
並べたり、壁に埋め込んだりおしゃれな外構のポイントになりそうですね。
外構に瓦をどう使うか、施工業者とよく相談してみてください。
瓦チップに加工して庭づくりに
瓦を細かく砕いて作る瓦チップ。
庭に敷く素材としてホームセンターなどでは普通に売っています。
せっかくいらない瓦が大量に出るならそれを粉砕して瓦チップを作りたいと思う方もいると思います。
ネットなどでは自分でハンマーなどを使い瓦チップを作る強者もいますが、庭に敷く瓦チップを作るには相当な量が必要で、個人で作れる量ではない気がします。よっぽど設備や経験がある人以外は業者に頼んだ方が無難です。
少量なら、やぶれにくい袋に入れてハンマーで叩けばある程度砕けるのでそれを使うのもいいかもしれません。
まずは屋根葺き替えの施工業者さんに、瓦は処分ではなく瓦チップにしたいと相談してみてください。産廃業者の手配をする前がいいので、できれば契約前に確認しましょう。
加工料金は産廃業者に処分を頼む料金よりお金がかかる場合もありますが、瓦チップに加工してくれる業者など紹介してくれたり、アドバイスをもらえたりします。
全部を使うのか、一部を瓦チップにするのか、量も考えないといけません。
一部なら、残りは産廃業者に処分依頼が必要です。
業者さんの指示に従ってくださいね。
まとめ
古い瓦は再利用の価値あり!
ガーデニングで活用したり、思い出のつまった瓦をうまく利用しておうちづくりを楽しんでみてくださいね♪
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